俺的元ネタ分析決定版

去年PCをぶっ壊してしまって全部データが飛んでしまった所為で、ある程度完成させていた
『MAJOR』のマイナー編以降の登場選手のまとめを最近また行っていたのですが、
それを踏まえてW杯の日本代表全選手の元ネタを改めてやってみました。なお、この作業自体は
13日の29時位までかけてやった話なので本来は13日の部分に書くのが筋なんでしょうけど…。

役職or守備 選手名 所属球団名 元ネタ予想 備考
監督 大木明 大阪 仰木彬
コーチ(投手兼ヘッド) 茂野英毅 野球評論家 ×
投手 野呂 野茂英雄 怪我により1次リーグで離脱
投手 茂野吾郎 バッツ(3A) × 野呂の代替で2次リーグから合流
投手 岩井 石井一久
投手 松若 松坂大輔
投手 眉村健 横浜 ×
投手 渡部 渡辺俊介
投手 黒場 黒田博樹(+一場靖弘)
投手 天童辰夫 大阪 吉井理人+江夏豊
投手 上平 上原浩治
投手 木村 三浦大輔 ベンチにいたリーゼントの選手?
投手 小和田 和田毅
捕手 堂島 城島健司
捕手 佐藤寿也 巨仁 × 沖縄キャンプ終了後に代表入り
捕手 谷本 谷繁元信or橋本将
内野手(1B) 笠原 小笠原道大
内野手(1B) 光中 松中信彦
内野手(2B) 樋口 井口資仁
内野手(3B) 吹留 福留孝介
内野手(3B) 岩岡(2) 岩村明憲
内野手(SS) 岩岡(1) 今岡誠(+二岡智宏)
内野手(SS) 木端 井端弘和(+荒木雅博)
外野手(LF) 松尾 タイタンズ 松井秀喜
外野手(CF) 三田村 多村仁
外野手(CF) 青星 赤星憲広(+青木宣親)
外野手(RF) 鈴木コジロー シーガルズ イチロー
不明(※投手?) 上島 川島亮or岡島秀樹
不明(※野手?) 今井 今岡誠or今江敏晃

…球団名はW杯開催期間中のものです。要は吾郎はまだホーネッツじゃなくてバッツですよと
言いたいだけですが、コジローと松尾についてはW杯終了後に球団名がそれぞれ判明したので
反映させています。元ネタは明確にミックスされていると思った選手には括弧をつけずに、
名前とか付加的な部分でしかミックスされていないと判断した選手には括弧をつけています。
ちなみに、以前やったのについてはhttp://d.hatena.ne.jp/MASA-15/20070201/1170428220を参考に。
投手だけですが。ここからはこのページを踏まえつつ何人か補足的な説明を加えておきます。


1.上島とは?
…寿也が日本代表のメンバーについて一番最初に触れた際に国内組で選ばれている選手として挙げた
ふたりの内のひとり。「松若・上島」とあったので恐らく「松坂・上原」のもじりだと思われますが、
上の表にもある様に上原がモデルと思われるキャラは「上平」として改めて登場。
以前書いた際に岩隈久志投手では?と書きましたが、最終的に名前が判明しなかったので
無理矢理「11人目の投手」をこの上島と言う名前から考えてみました。手順としては、

1.2005年前後にいた上○(うえ○)か○島(○し(orじ)ま)と言う選手を洗い出す
2.全部の候補から投手に絞る
3.時事的な知名度を加味
4.過去の五輪やWBCなどの国際試合に於ける投手配分を分析

の4段階。まず1と2で上原厚治郎、大島崇行岡島秀樹川島亮、小島紳二郎の5投手が挙がりました。
それから3をやったのですが、この中で前年の2004〜2005年で一番目に見える活躍をしたのが
04年に新人王を獲得した川島。次いで活躍したのが04年に53試合に登板して防御率3.09だった岡島。
で、この時点でこのふたりに絞ったのですが、問題は最後の4番目。あんまりさかのぼるのもあれだったので
シドニーアテネの両五輪とWBCの3大会を調べたのですが、

大会名 開催年度 P数/全体数 左P/P総数 右P/P総数 備考
シドニー 2000年 10/24 03/10 07/10
アテネ 2004年 11/24 03/11 08/11
第1回WBC 2006年 13/30 04→03/13 09→10/13 黒田博樹久保田智之石井弘寿馬原孝浩

と言う感じで、大体全体の3割は左投手が占めているんですよね。これを上島を除いて
大木ジャパンの投手陣に当てはめると左が2→3、右が7→6、不明が1*1となります。
この時点では左は3割いるし右投手でもおかしくない…となるのですが、
問題は吾郎が合流するまで左が岩井と小和田*2しかいなかった点。
吾郎がアメリカから合流したのは地理的な問題もあるので最初から左投手がいたと考えた方が
良いんですかね?そう考えるなら岡島なのですが。あと、連載が今だったら共にレッドソックスにいるし
「松坂・岡島」でもおかしくは無かったかと。ただ時期的には2005年なので…。
時期を考えれば「松坂・川島」、現実的な配分を考えれば「松坂・岡島」で結果的に現実の一歩先を行ったと。
ちなみに、既にアメリカにいる日本人メジャーリーガーならサーモンズに入った小野寺と言う
一昨年のセーブ王がいたんですけどね…しかも左腕ですよ。皆さん覚えてます?
吾郎よりもよっぽど実績十分ですよ、ええ。まあ全治1年以上の怪我の真っ最中だったとか
妄想の余地はありますが、それ以前に明らかに名前だけ出した使い捨てキャラに対して
2度目の登場を期待する自分が異端ですかね(笑


2.天童辰夫の元ネタ要素を再検討
…以前は上のふたり以外に佐々木主浩投手も入れていましたが、今回は吉井と江夏に絞りました。
そもそも大魔神を入れていたのには球界のセーブ王と言う要素以外に、「天童」と言う名字を
山形県から取っている→佐々木も東北出身*3だからってのもあったのですが、
どっちも考えすぎかなと思ったのとそもそもNPB一筋じゃないしセーブ記録も
某『大都会』に抜かれている現状を考慮しました。吉井投手は仰木監督と師弟関係にあるのと
背番号21である点。江夏投手は体格と球界のセーブ王、そして最後にメジャーに行けなかった点が
反映されているのではないかと…と書きつつも、実際全盛期に行きたかったor行ける機会があったのに
行けなかったのかその辺は知らないのですが。
惜しくも夢は果たせませんでしたが、MLB挑戦の夢を求めてテストを受けるのは後に天童もそうなるのかも。
まあ『MAJOR』の中で描かれる事は無いと思いますが…吾郎が何年もMLBでやるならあっても良いとは思いますが。


3.黒場・谷本・木端の元ネタ
黒場はおそらく100%黒田投手だと思うのですが、名前のニュアンス的な意味と言うより個人的な趣味で
一場投手も加えました。谷本は利腕不明としていますが、常識的に考えれば右投ですよね。
打席さえ分かればどっちかに絞れたのですが。あと木端は100%井端だと思っていたのですが、
とある人物に「あれはアライバ両方だと思う」とアドバイスを受けたので反映させています。
これは妄想ですが、決勝戦での代打吹留の後の守備は

代打(二塁)→三塁:吹留
三塁→遊撃:岩岡
遊撃→二塁:木端

となったはずだ!?


4.岩岡(1)・(2)について
…(1)と(2)に分けたのは、対ヤングジャパン戦と対ベネズエラ戦以降で明らかにモデルが
変わっているからです。(1)と(2)は利腕こそ同じですが、守備位置が遊撃手から三塁手に代わり、
打席も右から左に。(1)は、ショートを守っているので二岡も入っていると判断、
(2)は岩村+今岡な気もするのですが、ベネズエラ戦で右の代打の候補として「今井」なる選手が
登場するので岩村オンリーで考えました。ただ、今井=今江説も唱えてみたいところですが…
一応WBCでは代表入りしてるし。


5.青星は赤星+青木なのか?
Wikipediaの項目にも書かれている事と同じですが、自分としては若手選抜の二番・センターに
青井なる選手がいたので単純に赤→青としただけではないかと。別に意識していようと
大した問題では無いんですけどね。

*1:多分右投手?

*2:初登場がドミニカ戦なので1次リーグの時点でいたのかは分かりませんが

*3:宮城県ですが